東京出張公演雑感

とりあえず大阪出張公演が終わったので、こそっと東京出張公演の雑感を。もちろん当選するはずもないので今回の興行そのものについての雑感です。


出張公演はメンバーのモチベーションアップにはかなり有効で、それはメンバーの発信メディアを見れば明らかだし、普段と違った環境で行うことで新たに得るものがあって成長できる等のメリットがあります。が、今回の東京出張公演は一方でファン側に何のメリットがあったのでしょう?定期的に興行を行うなら小劇場で行うのもわかりますが、東京出張公演を今のSKE48がたかだか収容数300人の小劇場で行っても恩恵に与れる人が該当の東京近郊のファン全体に対してあまりに少なすぎて、実質ファン側メリット「ゼロ」なんですよね。はじめに書いたとおりメンバー側にはメリットがあるので、それが間接的には東京のファンのメリットにもなりはするでしょうが。


別にファン全員の要求を満たせとか、CD売上げに見合った場所(アリーナクラスとか?)でやれとか無茶を言うつもりはないけど、とはいえ直接メリット「ゼロ」の興行をやられてもね。例えばZeppやBlitzのスタンディングクラスでやれば、それでも落選者続出で全体として不満は高いままでしょうが、興行の恩恵に与れる人の割合が「ゼロ」ではなくなって、行った意義が出てくる。


要は、興行を何のために行うのか、を考えてほしいってことです。今回の東京出張公演は、とにかく東京で公演を行ったという実績を作っただけ。多少なりともファン側メリットを考えたら今の状況でAKB48劇場での単発興行なんてありえない。はじめからメンバーのための興行と位置づけていたなら何も言うことはありませんが。
今公演、あえて良かった点をあげるなら、落選しても当然すぎてなんとも思わなかった点ですかねw Zeppとかで見に行けないとなったらかなり残念感がでてくるかもしれませんから。