秋元氏「成功するためには、何が必要か?………運です。」

秋元氏がGoogle+で語っていますね。
https://plus.google.com/113474433041552257864

次の仕事をする前に、もうひとつだけお話ししておきましょう。
成功するためには、何が必要か?
………運です。
僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。
そこで見たものは、運です。
どんなに実力があっても、
運がないとスターにはなれないのです。

じゃあ、努力をしていても無駄なのか?
努力は報われないのか?
そんなことはありません。
努力は必要です。
言い方を変えれば、
努力は成功するための最低条件です。

みんな、必死に努力して、
じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。
大ベストセラー「もしドラ」を書いた岩崎夏海は、僕について16年後に成功しました。
僕のドライバーをやっている時も、
ずっと、小説を書いていたんですよ。

いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。
自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません。

頑張れとしか言えないんだ。


昔からAKB48周辺では
「推された」から「人気が出た」
と考える人が後を絶たないけれども、それは逆で、
「何かしら光るものを見せた/片鱗を見せた」から「使われるようになった(=いわゆる「推され」るようになった)」
というのが正解なんですよね。

そして、ほぼ同レベルの人たちによるギリギリの競い合いの中で「何かしら光るものを見せる/片鱗を見せる」のを秋元氏は「運」と言っている。
秋元氏が「運」という言い方をしているのは、それは決して確実なものなどはなくて、本人に依るところだけでなく外的要因なども絡んだ「確率的」なものだからそう言っているだけで、当然ながら全くランダムなものでも全く偶然なものでも全く平等というものでもない。
その「何かしら光るものを見せる/片鱗を見せる」確率=「運」の確率は、先天的な魅力を備えていたり、より努力している人ほど可能性が高くなる。だから秋元氏は、先天的なものはどうにもならないけれども、努力することは可能なので「努力は成功するための最低条件です。」という言い方をしている。
もちろん確率の問題なので人一倍努力しても実を結ぶかどうかはわからないし、そこそこの努力で上手くコマを進める人もいるだろう。AKB48は、アイドルは、芸能界は、人間界はそういう世界なんですよね。

一人でも多くのメンバーが、秋元氏の言わんとしていることを汲み取って、それぞれがそれぞれの夢にうまく近づいていってほしいものです。