「ラムネの飲み方」公演開始でチームK2に期待すること

さて、やっとS女のネット配信もはじまったらしいし、マジカルラジオもはじまるし、公演配信も再開するし、そろそろまた仕事没頭モードから、ちょいSKE48モードに切り替えなければ!ということで。


本当は「ラムネの飲み方」公演開始前に、チームK2への期待を込めて『「ラムネの飲み方」公演がはじまることでチームK2に期待すること』を書きたかったのですが、結局時間がなく間に合いませんでした…。
ただ初日には間に合いませんでしたが、2回目の公演まで間が空いていたので、遅くなりましたが今のうちに書き残しておきます。
なお『「ラムネの飲み方」公演でチームK2に期待すること』ではなく
『「ラムネの飲み方」公演がはじまったことでチームK2に期待すること』です。


チームK2。その比較対象はやはりチームSということになってしまうのですが、これまでステージやバラエティやその他活動を見ていてもどうしても見劣りしていました。もちろん各チーム上から下まで様々なメンバーがいるので、個々がどうのこうのの話ではなくあくまで全体的な話ですが、その差が何なのか?どこからくるのか?を、これまでそれぞれの活動を眺めながらなんとなく考えたりしていたのですが、それぞれのチーム全体に効いているのは、やはり突き詰めると、
(1) 単純に仕事量からくる経験の差
と、そしてもう一つは、
(2) 精神的なもの…アイデンティティを確保できているかどうかの差
なのかなぁと。


(1)は、今のSKE48大忙しの状況の中で、メンバーが意識して仕事に取り組んでいればある程度は挽回できることで、メンバー次第で解消は可能かなと。
そして問題の(2)。「たとえ他の仕事で失うものがあっても、自分には自分だけの曲がある・セットリストがある」という人たちと、そういったアイデンティティを確保できず、常に自分を守らなくてはいけなかった・守ろうとしてしまった人たちの差が、これまで積もり積もって大きな差となっていました。
でもこれが今回やっと解消されるかもしれません。オリジナルの公演では、自分にしか見せることができない魅力が出せる、という直接的な大メリットはもちろんありますが、公演でそのあたりを頑張ってもらうのは当然だし、冒頭に書いたとおり公演についてはここでの本題ではないのでおいといて、それよりももうチームK2のメンバーは、たとえ他の仕事で失うものがあったとしても、自分だけの曲・セットリストという失うことのないものができたわけで(もちろん絶対ではないですけど)、それをバックに公演以外でどれだけ魅力を発揮できるか。これまでのチームK2メンバーの、どこか意固地な守りのスタンスをどこまで転換できるかが楽しみです。
環境は整いつつあります。後はメンバー次第。言い方を変えると、今までは「後輩だからしょうがない」「かわいそう」などと情状酌量の余地があったけれども、これでチームK2もいよいよ言い訳はできなくなった・逃げ場がなくなったとも言えます。


SKE48は波にノッている。ノッているというか、AKB48の上位メンバーが遥か上方に跳んでいってしまい、後続がそれについていけずに二分化され、ぽっかりと空いたその真ん中らへんのポジションに、後ろから来たSKE48がちょうど収まった状態となっています。そして本来ならAKB48の中間層に惹かれる人たち(=のはずだったが現状は、AKB48本体の中間層は手薄で、かといって上位メンバーにはついてゆけず、かつ後続メンバーに飽き足らない人たち)の目が一斉に、そのAKB48中間層に相当するSKE48に注がれるようになっています。またSKE48SKE48で、更にその後ろからSKE48のおいしいポジションを奪取しようとしているNMB48の猛烈な追い上げを食らっているので、以前のように名古屋でおしとやかに活動しているわけにもゆかず、積極的に東京他での活動を増やしたり水着グラビアなどでのメディア露出強化をはかり、結果的にメディア露出超過に慣れきっているAKB48中間層志向の人たちとの需給がタイミングよく一致する状況となっています。
SKE48は今、このようなAKB48NMB48と絡み合っての相乗効果で、理想的な状態にあるといえます。


その絶好のタイミングでのチームK2初のオリジナル公演スタート。
チームK2は不幸なチームのように言われたりもしますが、このSKE48の上がり目の時期に初のオリジナル公演をスタートするということは、実はタイミングに恵まれた、運を持っているチームなのかもしれません。この世界はタイミングである程度決まる世界でもありますからね。チームK2のメンバーにはぜひこの運の良さも活かして、公演以外でもよりアグレッシブに活動してほしいものです。