乃木坂46

http://www.nogizaka46.com/
要は東京を拠点とした第二AKB48で、AKB48人気に乗るけれども、SKE48NMB48とは違ってAKB48と連携することもない、AKB48とは別の運営母体による別グループということみたいですね。

狙いはとても良いと思います。
ファン側にとっては選択肢が増える。アイドルが増えてその活動が無事軌道に乗ればアイドルコンテンツが増える(※)ので悪い話ではない。
既存グループのメンバーやスタッフ側にとってはライバルが増えるわけであまりありがたい話ではないけれども、ただ、より危機感・緊張感をもって活動に臨むようになることで、結果的にはそれぞれの底上げに繋がるという発想なのでしょうね。

今48グループの中で、AKB48が東京を拠点として活動していますが、SKE48の名古屋やNMB48の大阪と違って、一グループでフォローするには東京(首都圏)はあまりに大きく、アイドルファンの需要をなかなか満たせない。例えば最終的にSKE48が名古屋の8割の需要を、NMB48が大阪の6割の需要を満たせるとしても、AKB48はせいぜい東京のアイドルファンの4割程度の需要しか満たせないのではないか。グループにはグループの活動方針とか物理的制約があるので、需要を満たそうにも一つのグループではキャパシティに限界がある。ならば別の運営母体で別グループをもう一つ作り、AKB48では需要を満たせない残り分もそのいくらかを自分たち(秋元・ソニー系列)で獲ることにしよう、と。

もし乃木坂46が上手く軌道に乗るようなら…、当面首都圏の浮遊層市場は、巨大化しすぎて小回りがきかなくなっているAKB48(の主に下位メン)と、avexをバックに全国区アイドルになりたいSKE48と、今回の乃木坂46との三つ巴になるのかな?
関西圏という大テリトリーを持ちかつまだ首都圏にほとんど食い込んでいなかったNMB48に対して、AKB48に飽き足らない首都圏の人たちの受け皿になり首都圏依存率を高めつつあったSKE48は、乃木坂46とはパイを真っ向から奪い合う関係になるかもしれませんね。

女性アイドルシーンがバブりまくっているのは言うまでもない。乃木坂46が出てこようと出てこなかろうとそれが弾けるときは弾ける。それならメンバーもスタッフもファンも上の人も皆がその時その時で全力でもって活動すればいい。
どういったグループが誕生して、どのように活動するのか、そしてアイドルシーンにどのような変化をもたらすのか、とても楽しみです。
まぁ、まだ募集の告知のみしか情報がないので、全くの見当違いかもしれませんけどw

※アイドルコンテンツのメインとも言える楽曲が秋Pに押さえられているからそこが結局ボトルネックになりそうなんだけどw