SKE48・NMB48のSSAコンサートの雑感

かなり時間が経ってしまいましたが、4/4、4/5に行われたさいたまスーパーアリーナのコンサートについて。
今回はSKE48NMB48に参加しましたが、すでに企画の段階で両者に決定的な差がついていましたね。

SKE48は今回の大組閣を受けて、現体制と新体制の区切りのライブという位置づけで、現体制での歌披露、新しい移籍者・兼任者の呼び込み・キャプテンの引き継ぎ・新体制での歌披露といった具合に、新体制への移行をキッチリと行い、またラストにはその大組閣でAKB48に移籍することとなった木﨑ゆりあちゃんへのサプライズ企画などもあり、会場全体で木﨑ゆりあちゃんの今後のますますの活躍を期待しつつ盛大に送り出した。

一方のNMB48は、まず「NMB48のコンサート」なのに吉本芸人主体の新喜劇を30分以上も長々と行うという暴挙。いくらメンバーも多少出演させたとはいえこれはありえない。これがなければ歌を10曲は歌えただろうに。
新喜劇は論外として、本来メンバーだけでやるべきMCにも吉本芸人を呼んできて進行させたり、新しい移籍者、兼任者も他メンバーと一緒に普通に登場して普通にお披露目したり、AKB48に移籍することになった小笠原茉由ちゃんについても、一応小谷里歩ちゃんと二人で歌ったりはしたけれども特別なことはそれくらい。企画面は新喜劇を除くとごく平凡なコンサートだった。
要するに、今回のNMB48コンサートの企画を行った人たちは、今このタイミングで行うコンサートがどのような意義を持つのか、アイドルファンがこのコンサートに何を求めているかを全然理解していなかった。

今回のこの両者の明らかな差が、48Gを曲がりなりにも引っ張ってきてアイドルの世界を熟知しているAKSと、アイドルの世界をいつまでたっても理解できない吉本との差なのだろう。