「釣り」と須田亜香里ちゃん・渡辺美優紀ちゃん

「ギンガムチェック」の特典映像のネタにもされている「釣り」という用語。先日、渡辺美優紀ちゃんがGoogle+で語っていましたね。
https://plus.google.com/109544372058574620997/posts/ESFF3u3LgK5

ファンのみなさんにライブなどパフォーマンスを通して楽しんでもらうのと同じで、
握手会だってファンのみなさんに楽しんでもらえたら幸せなんです。
握手会ではひとりひとりの笑顔をじっくり見れる貴重なイベント。
握手会だってパフォーマンスだと思う。
握手会にきてくださるみなさん、
これからもみなさんの笑顔をいっぱい見たい♥♥♥!
だから私は釣ってるなんて思わない。
みなさんの笑顔を見れることで元気になれるから( ー`дー´)キリッ
絶対にこれだけは貫き通します。
私は釣ってません。


「釣る」とは、表面的には、
「うまく人を惹き付ける」
くらいのソフトな意味ですが、本来の意味というかその裏には、
「あざとさで人を惹き付ける」
「意図的にだまして人を惹き付ける」
という、侮蔑的なニュアンスが含まれる用語です。
そういった意図がなく行動しているつもりの須田亜香里ちゃんや渡辺美優紀ちゃんがその酷い言われようを心外に思って拒否反応を示すのも当然です。


あかりんの方は、この「釣り」という用語に以前はさりげなく抵抗していましたが、今は諦念というか割り切って、積極的ではないにしろ受け入れるスタンスに転じて、みるきーの方はまだ基本拒否の姿勢を貫いていますね。


一方のヲタにとっては、「釣られる」と言うことで、「自分はわかっていて惹き付けられて(だまされて)やっている」という予防線を張り、いざというときのダメージの軽減を図れるという、とても都合のよい用語なんですよね。
これまでのAKB48(というよりアイドル)の歴史が、メンバー側が好まないこういった「逃げ」の用語を生んだのでしょうね。