SKE48 5期生 日置実希ちゃん卒業発表 雑感

5/9のSKE48研究生公演で5期生の日置実希ちゃんの卒業発表がありました。

女優と法律職という二つの夢をもっていた日置実希ちゃん。その一方の女優の夢に向かって、これまでSKE48メンバーとして曲がりなりにも芸能界の末端で一年半活動して、女優とまではいかなかったけれどもアイドルとして大舞台でスポットライトを浴びたり声援を受けたりすることができた。そして同時に自分の能力的に難しいということも悟ったのだろう。
「今SKEを離れてもこの先後悔はしないと考えています」という言葉から、日置実希ちゃんが一方の夢に向かって存分にやりきった感がとてもよく伝わってくる。

女優と他もう一つの二つの夢を持っている人の圧倒的大多数は、女優への夢は敷居があまりに高いのでただ憧れを抱いたまま、普通に他もう一方の職へ就くことになるだろう。そんな中で日置実希ちゃんがこのように女優への道にとにかく挑戦して存分にやりきることができたのは、48グループという比較的間口が広くてカジュアルなアイドルグループが存在したからこそ。
ファンの大多数は、たとえ活動が短期間であっても、精一杯活動する姿を見せられたら否定はしない。
ちょっと聞こえは悪いけれども、日置実希ちゃんのこの一年半の芸能活動はとても理想的な48グループの使い方の一つだったと思うし、48グループはこのように利用されるべきだと思います。


2013/5/9 SKE48研究生「会いたかった」公演
日置実希 卒業発表コメント書き起こし

日置実希は5月いっぱいをもってSKE48を卒業することを決意しました。
私は5期生としてSKE48に入って約一年半、精一杯がんばってきました。
でもSKEとして経験を重ねるごとに、一方で学校も学年が上がるごとに、どちらもやることが増えすぎてしまって、どちらにも全力を注ぐことが難しくなってきました。
そこで自分が今やりたいことは本当は何なのか。自分の一番の夢は何なのか考えてみました。その答えが私が今大学で勉強している法律の職業に就いて、一生私を必要としてくれる方を笑顔にすることだと思いました。
私は小さい頃から女優さんと法律職に就くという二つの夢を持っていたのですが、ここで今二つ両方やりたかったけれど、本当のやりたい一つの道に決めました。その答えが法律だと思います。
今SKEを離れてもこの先後悔はしないと考えています。SKE48で過ごした一年半という時間はとても短かったですが、本当にたくさんのファンのみなさん、メンバーのみんな、スタッフのみなさん、家族、お友達、本当にたくさんの方に支えられて、すごくすごく幸せな時間でした。これからはSKE48としてではなく一人の学生として法律の仕事に就くという目標に向かって精一杯努力してゆきたいと思います。
短い時間ではありますが残りのSKE48研究生日置実希もよろしくお願いします。
これにあたりまして先日立候補させていただいたAKB48選抜総選挙は残念ですが参加を辞退させていただくことに決めました。応援してくださったみなさんには申し訳ない気持ちもありますが、これからも夢に向かって精一杯歩き続けたいと思います。
今日はお話を聞いてくださってありがとうございました。