峯岸みなみの件の秋元康氏の見解 - TBS「ウィークエンド・シャッフル」(13/2/23)

2/23 秋元康宇多丸 スペシャル対談 Part1
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20130223_akimoto_1.mp3
2/23 秋元康宇多丸 スペシャル対談 Part2
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20130223_akimoto_2.mp3

聞きました。全般的に、意外なことは特に言ってなかったです。
峯岸みなみの件、秋元氏も長々と話していましたが、基本的には
「恋愛禁止ではない(恋愛禁止とは言っていない)」
「本人なりに反省を示そうとしてやったことがああいう結果になってしまった」
という口調でしたね。


だいたい総合すると「恋愛禁止」に関するこれまでの流れはこんな感じか。
(以下は、あくまで私がこのように解釈しただけで、秋元氏がこのとおり言ったわけではない)
・恋愛禁止は、ネタ的に口にしたことはあるが、元から正規のルールではない
・正規のルールではないけれども、これまではそのネタ的なルールに沿う形で(不文律的な扱いで)、なんとか整合性をとりつつ対処してきた
・でも今回の峯岸みなみの件では、いよいよ整合性をとるのが不可能になった =「万策が尽きた」
 - 米沢・平嶋の件からも本来なら辞めるべきレベルだがそれはできないため
 - どう対処しても揚げ足をとられるため


今後は方向性はまだ定まっていないみたいですが、下手に整合性を取るのはやめて、かといっておおっぴらに開き直るわけでもなく、極力あいまいなまま最小限の対処にとどめるっぽい。周囲が不要に無責任に騒ぎ立てているのも事実なので、48G本来の可視化とは逆行する形ですがそれもしょうがないですかね。


正規ではないにしろ不文律として存在していた「恋愛禁止」ルールが今回否定されたので、
・メンバー側
 人気が落ちるとかイメージが悪くなるといった可能性込みの自己責任ではあるけれども恋愛が改めて容認された
・ファン側
 今までは恋愛騒動的な話が出てきたらメンバーを一方的に責めていればよかったのですが、今後は同様のことが起こってもそれはファン側に見る目がなかったため…そのメンバー(あるいはグループ)を推していたファン側の責任となる


そして48グループ全体について見ると、不文律だとしても「恋愛禁止」ルールが存在していて、それによる安心感が実際にこれまでAKB48SKE48その他の大きな売りの一つだったわけで、今後は何も手を打たなければ、

(1) 48グループの売りの一つが消滅したことで、その点を重視する一部のファンは徐々に離れていく
(2) ファンが離れてグループの人気が下降することになり、メンバーによってはモチベーションが低下して、メンバーのがんばり度合いも低下する
(3) そうなるとメンバーのがんばりを支持していた多数派のファンも徐々に離れはじめる
(4) 以降(2)(3)のデフレスパイラルのループが落ちきるところ(目安は現在のハロプロくらい?)まで続く。もちろん実際はその他の要因とも複雑に絡み合って進行する。


これも、「恋愛禁止」ルールを捨てても別の売りを新たに作るなりなんなりして、離れていく人以上に新規のファンを獲得できれば上のようにはならないので、メンバーやスタッフにはがんばってもらうしかないですね。