「ぐぐたすの輪」第四回 ゲスト:上野圭澄

かおたんこと松村香織さんがWPBと連動してGoogle+で行っているメンバーとの1対1トーク企画。メンバーが(ゲスト)一人だけでこれだけ長時間話しまくる映像というのは、これまでありそうでなかったのでなかなか興味深くておもしろいです。


さて、今週のゲストはかすすこと上野圭澄ちゃんでしたが、一つとても印象に残った発言がありました。
チームEの新公演の話になって、ゲネプロを観たかおたんが、かすすが「パジャマドライブ」の時とくらべてダンスをとても激しく踊っていることに驚いたと言っていたのに対して、かすすもそれを肯定して「(今公演では)自分を捨てた!」と言っていたのです。そして「ダンスをやっていて気持ちがいいね」と。
うーむ、まさかかすすからそんな言葉が聞けるとは・・・。


「自分を捨てることができるかどうか」って現代アイドルにとってとても重要な要素の一つなんですよね。支持を多く集めている人は総じて、やるときは自分を捨ててきっちりやる人で、逆にパッとしない人は自分を捨てれず守ってしまったり、元からそれ以上は出しませんというスタンスの人の割合が多い。もちろんただ闇雲に自分を捨てるのではなく、それを「魅力」に転化させることができないと意味がないですけど。
ファンはやはり、何かを失うのを覚悟の上で必死に取り組んでいる人の姿に心を揺り動かされやすくて、それが「支持」という形になるんですよね。


かすすがどの程度の認識で発言したのかわからないし、口にするだけでなく実際に実践できるかどうか、そしてそれを「魅力」に転化することができるかどうかが問題ですが、まだ回数が限られていますが確かに素人目に観ても「逆上がり」公演のかすすは以前とはちょっと違うので、今回の言葉が進化の兆しであることを少し期待しています。