選抜総選挙結果 雑感その4

今回のAKB48選抜総選挙を経て、SKE48内で選抜総選挙をやるのもあながち悪くないかもなぁと思うようになりました。今までは特にやるべきともやるべきでないとも思っていなかったのですが。

選抜総選挙が行われていた間、メンバーのブログとかモバメを読んでいて思ったのは、当たり前と言えば当たり前ですが、選抜・アンダーガールズ入りやランクインを強く欲していたり、何をすべきなのだろう、何が足りなかったのだろうと真剣に考えている人が意外に多かったことです。

もちろん周りに合わせてただのポーズで書いているだけで、実際は内心かったりーなぁと思っていたり、どうでもいいけどとりあえず書いておくか的な人も少なくないだろうけど、選抜総選挙という制度がいろいろ問題を抱えつつも今のところそれなりにメンバーの気の引き締めやモチベーションアップに有効に機能しているのも事実で、「歌う機会を得る」「順位が上がる(順位を得る)」というはっきりわかるかたちで頑張ってきた成果が得られるというのはこちらが思う以上に有効なのかなと。

このAKB48選抜総選挙が、必ずしもSKE48に不利な仕組みとは思いません。極端な話SKE48メンバーで上位21位まで占めればそれがそのままAKB48選抜としてシングルを出すことになるわけだし。ただ一年の活動の成果として考えたときに、70人中半数近い33人が入選したAKB48に対して、SKE48は57人中6人しか入選していないわけで、それはおそらく人気の実情に近いとはいえ、やはりSKE48の選外の割合が高すぎる。

なのでSKE48のシングルでも、どちらにしろ選抜は決められるものだし、年に一枚くらいは同様の投票方式で決めるのも悪くない気もする。SKE48のシングルについてSKE48内に閉じで行うことで、たとえば適当に選抜12名、アンダーガールズ18名とすると、新たに20名以上のメンバーが順位という形で活動の成果が得られるし、順位を得られなかったメンバーも頑張ればUGには入れるかもという目標みたいなものを持つことができる。AKB48選抜総選挙を内心は他人事と思って特に何をするでもなかったメンバーも、身近なこととして取り組みはじめるかもしれない。

まぁ実際に行うとなると、ざっと考えてもいろいろ問題も思いつきますが、でも意外とデメリットらしいデメリットはそれほどない気がします。